創業明治十七年。
新潟・加茂の地で受け継がれてきた白玉屋、渡英商店。
長い歴史の中で培われた技と、時代の中で生まれた革新。
その両方を体現する一品が、この玄米餅「イタモチ」です。
昭和四十年代に誕生した板餅というスタイルは、
つきたての餅をそのまま板状にし、即座に真空パックするという、
当時としては画期的な製法から生まれました。
この製法により、もち米本来の風味と水分を逃すことなく閉じ込め、
一般的な餅よりも豊かな味わいと、しっとりとした食感を実現しています。
原料には、新潟県産の水稲もち米玄米を100%使用。
あえて粗くつき上げることで、玄米ならではの粒感を残し、
噛むほどに広がる香ばしさと、奥深い旨みを引き出しています。
焼き上げれば、表面はパリッと香ばしく、
中はふっくらとやわらかく、もちもちとした食感。
そのコントラストが、ひと口ごとに豊かな満足感を生み出します。
また、板状に成形された独特の形は、
まるで板チョコのように手で簡単に割ることができ、
必要な分だけ無駄なく使える実用性も兼ね備えています。
醤油やきな粉といった定番はもちろん、
鍋や汁物に加えれば、玄米の風味が料理全体に広がり、
シンプルな一品を格別な味わいへと引き上げます。
「体に良いから食べる」のではなく、
“おいしいから食べたくなる”――
その想いのもと、味を追求し続けてきた渡英商店の玄米餅は、
多くの人に選ばれ続けている理由を、ひと口で実感させてくれます。
伝統と革新が重なり合い、生まれたこの一枚。
渡英商店のイタモチは、
日常の食卓に、香ばしく豊かな時間を届けてくれる逸品です。